ゆーかん

徒然日記

【読書メモ】再考の結果を出す KPI マネジメント

まとめ

  • KPI は、「事業成功」の「カギ」を「数値目標」で表したもの
  • いちばん大事な KPI は何かを認識する

グループ概要を説明すると、売上高約2兆円、従業員数約4万5000名、海外売上高40%超、HRテクノロジー、メディア&ソリューション、派遣の3つの事業を行っている事業グループです。

関係ないけど、リクルートグループの概要。巨大 ...

KPIマネジメントとは、次の3点を関係者全員で共有・実行・改善し続けることです。①現在の事業にとっての最重要プロセスを明確にし(=CSF)②それをどの程度実行すると(=KPI)③事業計画が達成できるのか(=KGI)

KPI は、 KGI, CSF とセット。

「事業を数字で見ること」や「たくさんの数字を管理すること」はKPIマネジメントではなく、単に数値でマネジメントしているわけですから、Indicatorマネジメントです。

KPI は重要なものに絞る。複数の指標を追っている人は、数値マネジメントをしているのみ。

プロセスなので、現場がコントロールできるものである必要があります。現場の努力で変化するプロセスであることは必須です。そのプロセスの中で、最も重要なプロセスを1つ選択します。それがCSFです。

KGI 達成のための最重要な要因が CSF 。但し、現場が数値でハンドリングできる必要がある。

つまり数値に落とせない指標は KPI モニタリングはできない( OKR もそんな感じだったな ...)

1つめは、たくさんの数値目標を設定しているケース。これでは、KPIのキー(Key)ではなく、単純に数値マネジメントですね。2つめのパターンは、現場でコントロールできない指標をKPIとして設定しているケースです。3つめは先行指標ではなく、遅行指標を選択しているケースです。

KPI マネジメントのアンチパターン。気をつけて設計しないと、すぐこの辺の罠に嵌りそう。

そしてステップ⑦では、KPI数値が悪化した場合の対策を事前に決めておきます。数値が悪化した場合の対応策は、大別すると次の4つです。①さらに資金を投入する②さらに人を投入する③両方やる④現有戦力のままやる(つまり何も変えない)

KPI をセットしたときには、悪化したときの対応策も事前に決めておく。すぐに対応できるように。

つまり、KPIは信号なので「1つ」。そして交差点に入る前に分かる必要があるので、「先行指標」であることが重要なのです。

KPI は信号に例えられるそう。 1つ設定、先行指標であることが重要。

起案者は起案内容に加えて、その施策の「振り返り」を「いつ」「誰が」「何を」「どうやって」実施するのかを合わせて起案する。

振り返り、大切。去年自分が企画した施策で、振り返りをセットするのを忘れてて一ヶ月ふいにした記憶がある...。反省。